札幌オタク事情

という、件のアルシュビルは、まさにその立地といい店舗構成といい、「札幌の信和中心」と呼ぶにふさわしい(香港の場合はは、最上階に大人向け商品のお店があるんですけどね)。しかし、このままいくといずれビル自体の経営が成り立たなくなり、B級サブカルサブカルなのにB級かよ!)の聖地?も記憶の彼方に消えていくのだろう。
で、そんなゴーストタワーへの道を一歩一歩歩むアルシュを尻目に、新たな御宅族御用達の聖地ができつつある。狸小路2丁目から1丁目を含むブロックがそれだ。さすがにビル1棟におさまっているわけではないが、同人誌系の書店だけでこの2ブロックに6件(7件という説も聞いたが…)もある。うち3件は同じビルに収まっており、その1件が通常漫画も大量に扱う大手なのだが、ななななんとのこり2件が「男性向」「女性向」なのだ!いやー「女性向」とは恐れ入った。いつか『いとしいしと』を同伴して、潜入を試みてみたい。