自民議員発言「人質に反日的分子」


いやー今時"反日的分子"等という大時代的な妄言を宣う輩もおったもんですなぁ。政府の方針に逆らう奴らはみんな反日か。
こういう報道では、発言した議員だけが批判の対象になりがちだが、こういう発言をするような人間が国会議員をやっているという事は、少なからず一般民衆でもこういう考え方に同調する人間がそれなりに多数存在している、という事なのだ。
しかし、今回なんでダイアリーでわざわざこの話を取り上げているのかといえば、この柏村議員はですねぇ、かの有名な
 「お笑いマンガ道場」の司会者
をやっていたわけで。漫画に関わる人間としてはたとえ司会者とは言え18年もの長寿番組の看板を背負ってこういう政治的発言をするなどというのは許し難い。思い上がりも甚だしい。そもそも漫画ってのは風刺をしてこそその原点。そういう場に、漫画家としてではなくても多少なりとも縁があったくせにまるで理解できなかったというか、そもそもそういう人間なのか、それともいわゆる小林よしのり化の一種なのだろうか?地方局のキャスターで全国一位の視聴率を取ってしまった経験が自分を偉いと錯覚させたのだろうか…。